私たちで枇杷の葉の採取から、仕入れた生機を草木染め、
裁断、縫製、包装まで、丁寧に仕立てています。
一日限定で2枚までしか制作できません。
受注状況によっては、お待たせすることがありますが、
ご理解下さいますようお願いいます。
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1.枇杷の葉を収穫に行きます。
びわの葉のお灸や、煎じて飲んだり
浄化力が高く、昔から薬王樹として
活用された枇杷の葉。
「切らせてもらっていい?
ありがとう」
びわの樹に感謝して、
葉をいただいています。
庭でも、栄養たっぷりのビワの木を育てています
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2.枇杷の葉のお手入れ
「ようこそ、枇杷の葉さん」
薬効が高そうな深い緑の葉に敬意を表して、
一枚ずつ土や汚れを拭いて洗います。
そして、細かく刻みます。
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3.葉を煮出して染料液づくり
細かく切った葉を煮出して
染色液を作ります。
一週間ほどおいて、染料液が
いい色になるのを待ちます。
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椿の葉をもやし、水をかけ、灰汁を作ります。
緑色の乾燥していない葉を燃やすので、いぶして、煙が目に沁みます。
⇒灰汁づくりの詳細
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4.神聖な白生地を染める
福井県で織られた最高品質の
本場正絹羽二重織の生機
(漂白していない白生地)を染めます。
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5.染料液と媒染液
絹布を染料液で染め
定着させる媒染液に漬ける
を繰り返し堅く染めます。
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6.草木染めを乾かす
長い布を、汚さないよう、
気をつけて、竿に渡し
風に当て、乾かします。
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7.長襦袢表布の反物も水洗い
表布に使う反物も、入荷したら、
縮みを安定させるため
水洗いして、
風に当て乾かします。
汚さないよう、注意しながら
風にそよぐ姿は美しいです。
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8.裁断、縫製、仕上げ
柄あわせをして、
型紙にあわせて裁断し、
縫製、仕上げます。
多くの工程がありますが、
ひとつ、ひとつ、
熟練の職人が
集中して、ていねいに
真剣に作ります。
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9.検査。まとめ
全体を検査して、
手縫いのまとめをして
出来上がり。
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使い方の栞を同封して
包装します。
宛名を書いて、
もうすぐお届けできる、
「この気持ち良さを体感してもらえる!」
嬉しい気持ちで、いっぱいです。
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着る人が、心豊かで、幸せで、その輝きで
周りを照らす姫であることを、
心身を楽にして、楽しむ。
そんな姿を想像して、わくわくして、
まごころこめて、仕立てています。
一日に2枚までしか創れないので
長くお待たせすることがあるかもしれませんが、
ご理解いただけると幸いです。
渡辺衣裳店 代表 渡辺カリン
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