img200Q:同じフリーサイズでも、赤麻の葉は、桃梅・紫梅より、後巾で、2㎝、前巾で゛1㎝ほ違いますが、なぜですか?できれば、他と同じように広くしてほしいです。

A:反物を織る糸に、それぞれ、撚りの程度が違い、撚りがつよいほど、弾力と厚みがあります、同時に縮みが大きいです。
反物の染めの仕上げに、布を張ります。ここで、布が延ばされます。

これを、普段、下着として使う布の状態にするため、反物を入荷したら、
まず、水に浸し、軽く押さえ、日蔭で風に当て、乾かします。

アイロンをかけて、裁断する状態に整えます。
このとき、布の幅と長さは、水洗いする前より縮みます。
反物の織りによって3%~10%と縮む程度に幅があります。

水洗いの2度目以降は、1度目ほど、大きく縮みませんので、
製品は、安心して、洗っていただけます。

また、反物の幅自体が、洗う前から、1㎝から2㎝異なるものがあります。

フリーサイズの後の布幅は、なるべく肌を広く包みたいので、反物の幅いっぱいに取りますが、
反物の縮み具合によって、柄によって、若干異なります。
具体的には、「赤麻の葉」は「梅」柄シリーズより後布幅で2㎝ほど、前で1㎝ほど狭いです。

このような状況なので、現在のフリーサイズの柄の他の幅を今より広くはできません