ちかごろ、花粉やPM2.5の飛散で、マスクを着用して外出する人を多く見ます。
昔のマスクと違って、立体的になりました。

プリーツや立体的なフォルムで、顔の曲面に密着せず、空間をキープできます。
小学生のころ、給食当番でかけていたマスクは、ガーゼが鼻と口に密着していました。
吐いた息が、ガーゼの内側にこもり、吸い込む空気と混ざり、臭いや、蒸れが心地良くありませんでした。
そんなマスクよりも、密着しない工夫か進化したとはいえ、マスクを外したときの安堵感から思うと、やはり快適なものではありません。
24時間着用したくないです。それを強いられるのは、ゆるい拷問です。

ところが、同じことを下着でしているのです。
下着のパンツが塞ぐのは、尿道口、肛門、そして膣。それぞれ膀胱、大腸、子宮と続ています。
それぞれの器官や内臓で新陳代謝が繰り返され、排泄する気が発生します。
それを吐きだす出口が、布で密閉され、吐きだした気がこもり、換気の悪い環境を通して、新しい気をとりこんでいます。

給食のマスクの内側の世界が、パンツの中で展開しているのです。
しかし、吐きだすものの老廃度は、口や鼻から排出するものの比ではありません。

子宮は、もっときれいな空気を吸いたいのではないでしょうか?
布で密閉されて、苦しいのではないのでしょうか❔
密閉どころでなく、布がよじれて、食い込んで、さるぐつわ状態もあるでしょう。
これは、拷問じゃないですか?